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今もなお活動を続ける、阿蘇五岳の活火山「中岳」

“火の国”熊本のシンボル、「阿蘇山」。噴火による陥没でできた巨大なカルデラは、東西約18km、南北約25kmと世界有数の規模を誇っています。実際に「阿蘇山」という単体の山が存在しているわけではなく、カルデラとその中心部にそびえる火山群、そしてカルデラの外側に形成された外輪山までを含めた総称として使われることが多くあります。カルデラ内に形成された火山群は「根子岳」「高岳」「中岳」「烏帽子岳」「杵島岳」の5つ。これを総称して「阿蘇五岳」と呼ばれています。

阿蘇五岳の中でも、今もなお活発に火山活動を続けているのが「中岳」です。直径約600m、深さ約130m、周囲4kmに及ぶ巨大な火口を間近に見ることができる観光スポットとしても人気です。周辺に立ち込める硫黄の臭い、溶岩が露出した山肌、噴煙を上げるダイナミックな火口の光景に、地球の息吹を間近に感じることができるでしょう。火口までは有料の阿蘇公園道路を車でのぼるか、「阿蘇山上ターミナル」から発着する見学シャトルバスが利用できます(当日の天候や火山ガスの発生状況により、予告なく運行休止になる場合あり)。火口までのバスの所要時間は片道約5分です。火山の活動状況を確認の上、おでかけください。
  • 〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川字阿蘇山
  • ウェブサイト
  • ・阿蘇駅から九州産交バス(阿蘇山西駅行き)で約40分、終点下車→シャトルバスに乗り換え約4分、火口西駅下車、徒歩すぐ
    ・九州道熊本ICから国道57号経由1時間40分(震災に伴い案内標識に従ってう回路を走行)

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