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彦根城天守閣を借景に望む、贅を尽くした大名庭園

彦根藩主・井伊家が愛した、見どころ豊富な池泉回遊式庭園

彦根城の北側に位置する玄宮園は、彦根藩4代藩主・井伊直興によって1677年より造営がはじまった大名庭園です。庭園部分を玄宮園、御殿部分が楽々園と呼ばれており、合わせて「玄宮楽々園」として1951年に国の名勝に指定されました。また、2015年には「琵琶湖とその水辺景観 -祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として、日本遺産に認定されています。

玄宮園は江戸時代の贅を尽くした池泉回遊式庭園です。広大な池を中心に、9つの橋や島などが配され、変化に富む美しい景色が広がっています。池に突き出すように建てられた「臨池閣」のほか、「魚躍沼」「龍臥橋」など園内各所にある名前が付けられた名所「玄宮園十勝」が見どころ。築山に建てられた「鳳翔台」と呼ばれる茶室で、ゆっくりと抹茶をいただくのもおすすめです。彦根城天守閣を背景に望む眺めは、より一層大名庭園の趣きを引き立てます。池のまわりは中国唐時代の玄宗皇帝の離宮庭園を参考に、「近江八景」を模して作庭されたとも言われており、竹生島や沖の白石を表現する樹木や岩石が配置されていることも特徴です。初夏の季節には池に浮かぶ蓮や菖蒲の花が咲き誇り、紅葉の季節には幻想的なライトアップイベントが催されます。
  • 〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町3
  • ウェブサイト
  • ・JR彦根駅 / 近江鉄道彦根駅から徒歩15分
    ・名神高速彦根ICから国道306号、県道25号経由3km15分

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