カピバラが露天風呂に気持ちよさそうにつかっている姿が、すっかり冬の風物詩となった「伊豆シャボテン動物公園」。1959年に「伊豆シャボテン公園」としてオープンして以来、たくさんの人々が訪れています。カンガルーや野鳥、カピバラなどの動物も飼育されていることから2016年に現在の「伊豆シャボテン動物公園」と改称しています。
サボテンは、南アメリカ館、アフリカ館、マダガスカル館、メキシコ館、森林性シャボテン館と5つの温室に分かれて展示されています。1970年には昭和天皇も見学に訪れました。これらのサボテンは鑑賞するだけではなく、園内のレストランで食べることもできます。園内にはほかにもチンパンジーやカピバラ、レッサーパンダ、シロテナガザル、ワオキツネザル、カンガルーなども飼育されています。動物たちと触れあえたり、餌やり体験ができるスポットもあります。カピバラの露天風呂を見ることができるのは毎年11月下旬〜4月上旬までです。
また、伊豆シャボテン動物公園には、メキシコの古代文明の彫刻も数多く置かれ、独特の世界観をつくり出しています。このイメージを求めて、ウルトラマンや仮面ライダーなどの特撮ヒーロー物のロケ地にも数多く使われています。園内を歩いていると、もしかしたら撮影風景に出会えるかもしれません。