創建1600年を超える鬪雞神社(とうけいじんじゃ)は、2016年に世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された和歌山県の名所です。熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の別宮的な存在であり、熊野信仰の一翼を担うパワースポットとしても知られています。源平合戦の命運を分けた平家物語「壇ノ浦合戦の鶏合せ」の故事が神社名の由来とされ、境内には国指定重要文化財の社殿や源義経の家臣・弁慶を祀った「弁慶社」、地元・田辺の基礎を作った安藤直次を祀る「藤巌神社(とうがんじんじゃ)」など、歴史を感じさせる見どころがあります。健康守や勝運守、交通安全ステッカーといったお守りは、大切な人へのお土産にもおすすめです。