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長い階段をのぼって参拝する、“こんぴらさん”

「御本宮」までは片道約30分、航海安全の神様を祀る神社

香川県琴平町の象頭山に鎮座する「金刀比羅宮」は、「こんぴらさん」の名で親しまれている神社です。御祭神は、古くから海の神様として親しまれている大物主神。江戸時代には「こんぴら参り」が盛んになり、今日まで航海安全の神様として人々の厚い信仰を集めています。金刀比羅宮へのお参りで最も特徴的なのは、参道の長い階段です。「御本宮」までは785段、さらに「奥社」まで行くには合計1,368段の石段が続きますが、途中には茶屋やレストランなど休憩できる場所があります。

長い階段の途中には、約150mの石畳が続く桜の名所「桜馬場」、天保時代の芸術の精華を集めた華麗な装飾の「旭社」、八俣大蛇退治の天叢雲剣の神話に登場する勇武絶倫の神様を祀る「真須賀神社」、穀物の守護神を祀る「御年神社」、商売繁盛の神様を祀る「事知神社」などがあり、見どころも豊富です。御本宮に着くと、目の前の広場は讃岐平野を見渡す展望台となっており、瀬戸大橋や讃岐富士などを一望する絶景が広がります。さらに583段のぼった先にあるのが奥社(正式名称「厳魂神社」)です。金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祀られており、こんぴらさまを見守るように、御本宮の方角に向けて建てられています。
  • 〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町892-1
  • ウェブサイト
  • ・JR琴平駅から徒歩50分で本宮
    ・ことでん琴電琴平駅から徒歩50分で本宮
    ・高松道善通寺ICから参道入口まで約15分

周辺紹介 | 金刀比羅宮

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