今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、日本最大級を誇る遺跡。発掘調査により竪穴住居跡や墓、貯蔵穴などが見つかり、当時の生活や自然環境などの解明が進められています。また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶のほか、ヒョウタンやゴボウなどの栽培植物も出土。DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見もあり縄文文化のイメージを大きく変えたといわれる遺跡です。
広大な敷地は公園になっており、自由に見学することができます。その入り口には「縄文時遊館」という施設があり、重要文化財の「大型板状土偶」や「ヒスイ製大珠」「クリの大型木柱」などを展示するミュージアムや縄文ファッションの体験コーナー、土偶や装飾品作りを体験できる工房があります。レストランでは、縄文人が食べていたかもしれない食材を使った料理や青森の郷土料理、そして栗を使ったソフトクリームが人気。縄文時代にタイムスリップした気分になれる施設です。